私はネット歴30年近くになります。
私はパソコン通信と呼ばれている時代から趣味でネットを楽しんできました。
ニフティーサーブが流行るもっと前です。
カプラと呼ばれる受話器に付けて通信していた時代からネットを使っていました。
その後ニフティーサーブでコミュニティに参加し、全国各地に友だちがいる状態になりました。
この時、全国のオフ会を飛び回り、47都道府県を車で制覇した頃です。
インターネットの登場
しばらくしてインターネットが登場し、ようやくネット環境も従量制から定量制に変わっていきました。
私がニフティーサーブをやっていたころは、3分10円の通信費と別に1分10円程度のプロバイダ利用料が課金されていた時代です。
今のパケット代みたいなものでしょうか。
だから、ネットでコミュニティを巡回し、LOGを取って後からみて、返事してからもう一回つなぐというようなことをしていました。
その頃、妻ともインターネットを通じて知り合いました。
そして、インターネットを見るのに従量制も終わりを告げ、プロバイダが定額制となりました。
その後、ホームページが主流になり、ブログが登場。
そしてソーシャルメディアが登場します。
オンラインからオフラインへの交流
ニフティーサーブでコミュニティを使った交流をしていたので、ホームページやブログに代わってもオフ会にはよく参加していました。
しかし、あまりスピード感が感じられず、その時のワクワク感はなくなっていたような気がします。
ソーシャルメディアの登場で、リアルタイムの双方向のキャッチボールができるようになり、一気にスピード感があがりました。
Twitterを使って、ネットラジオを聞きながらリクエストした曲がすぐにかかったり、Ustreamでは生の放送局を持ったり。
Twitterでは、7000人以上のフォロワーさんのうち、実際に500人以上の方と会って交流を広げました。
今のビジネスにつながっている人ともこの時に出会っています。
趣味が高じてビジネスに
そんなことを趣味で楽しんできましたが、ある時、転機が訪れます。
東日本大震災です。
大阪在住の我が家でしたが、大阪もかなりの影響を受けました。
この先の不安もあり、私がネットを使ったコンサルタントに転職することにしました。
「ソーシャルメディア集客コンサルタント」として
ソーシャルメディアを使った集客ができるのではないかと考えたからです。
私は昔からよくオフ会に参加していました。
日頃は会ったこともない人と交流しているわけですが、日増しに相手に興味が湧いてきます。
仲良くしていると遅かれ早かれ、会いたくなるのは、ソーシャルメディアの特徴です。
この「会いたくなる」という心境を利用すれば店舗集客できるはずだと思って「ソーシャルメディア集客コンサルタント」として起業しました。
もちろん、最初からクライアントなんて来るはずありません。
自分で集客コンサルタントと名乗っているのに、集客できないのです。
それからは「MBF」という北野哲正氏と吉江勝氏主催のビジネス塾に入り、ビジネスの構築の方法を学びました。
そして、一から商品を作りなおしたところ、在塾中にクライアントを2名取ることができました。
ここからが私のコンサルタント人生のスタートです。
今でも、この内の一社とはお付き合いが続いております。
さらにコーチングのスキルも手に入れる
その後、コピーライティングを学び、コンサルティングのスキルを磨くべく「マーケティングコーチ協会」の1期でコーチングを学びました。
コンサルティングで結果が出ない人をコーチングを使って行動させることで結果を出せるようにしたかったからです。
集客コンサルタントには変わりませんが、コーチングのスキルを得たことで、結果を出すクライアントさんが大幅に増えました。
正しい情報を教えても行動してもらえなければ結果が出ないからです。
今では、いろいろな人から声をかけてもらえるようになり、口コミとネットで集客ができるようになりました。
ソーシャルメディアとは私のビジネスの根底にあるもの
この様にソーシャルメディアとの出会いが、私のビジネスの根底にあります。
インターネットが普及して、日常では出会うことのない人と出会い、その縁がつながっていく。
この不思議な世界をこれからも大切にして、たくさんの人達とつながり、一緒に成功への道を歩んでいきたいと思っています。